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川崎競馬倶楽部ブログ

川崎競馬の様々なシーンをお伝えします。

川崎vs大井。野球で対抗戦

2008-05-31-Sat-10:37
5月28日に、川崎競馬場の野球チーム「ステーブルス」と大井競馬場の野球チーム「蘭」の試合がおこなわれました。
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監督は今井輝和調教師、シニアディレクターは池田孝調教師。

結果は、ステーブルスが一回の表に2点を先制するも、すぐに逆点され、終わってみれば9対3の敗戦でした。
結果はともかく、和気あいあいと楽しい試合になりました。
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 試合開始!

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 「蘭」のエース長谷川厩務員。

チームマネージャーの熊谷さんに話を聞くと「蘭さんには、一回も勝ったことがない。でも、同じ仕事をしているし、いつも楽しくやらせてもらってます」とのこと。

ステーブルスは、チーム結成7年。毎年、幸区の市民大会に出場しています。
今年も一回戦を勝ち上がり、6月15日には二回戦が行われるそうです。

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同時にステーブルスでは対戦相手も募集しています。
平日ナイターで、川崎近辺で試合を希望される方は川崎競馬倶楽部までメールでお問い合わせください。
club@kawasakikeiba.comまで。




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秋まつりに向けて走り出しました

2008-05-31-Sat-10:28
先日、2008年川崎競馬秋まつりの実行委員会が立ち上がりました。

まずは議長である酒井俊夫副管理者のごあいさつから。
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実行委員会は川崎競馬組合、馬主会、調教師会、騎手会、厩務員会、よみうりランド、近隣町内会、川崎競馬倶楽部で構成され、秋まつり開催に向けて定期的にこうして会議を行って様々なことを決めていきます。

山崎尋美調教師会長や今野忠成騎手会長も開催の忙しい合間をぬって出席。
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どうしたらファンがたくさん来てくれるか、どうやったら楽しんでくれるか、けっこう真面目に話し合います。


第一回実行委員会では日程が決定。

2008年川崎競馬秋まつりは10月19日(日曜日)に実施されることになりました!

今年も盛り上がりましょう!!


合格!

2008-05-31-Sat-10:21
5月21日に発表があり、高月賢一厩舎で厩務員をしている鈴木義久さんと、武井厩舎の武井和実さんが調教師補佐に合格しました!

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鈴木義久調教師補佐はご存じの通り、元ジョッキー。
上山競馬から川崎へと移籍。
平成16年に騎手を引退してからは厩務員として調教をつけたり厩舎を支えてきました。

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武井和実調教師補佐は武井栄一調教師の娘婿。
今度は別のかたちで父の厩舎をサポートします。

吉橋淳一厩舎初V

2008-05-31-Sat-10:01
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5月22日の第4レースで吉橋淳一調教師が初勝利しました。
開業出走から15戦目のことでした。

吉橋厩舎のトラストエースと八木正喜厩舎のレインハートが1着同着。
「確定するまで長かったね~。勝ったかもしくは同着と周囲から言われて初勝利したんだなぁと思って待っていたけど」と吉橋調教師。

「1勝目をあげたら、2勝目、3勝目と地道に結果を出していきたい。支えてくれる人たちのためにもね。その延長に重賞がついてくれば」

ホッとしたのも束の間、すでに次の目標に向けて走り出しています。





ロッキーアピールとさきたま杯

2008-05-28-Wed-13:05
本日は第12回さきたま杯。
さきたま杯といって真っ先に思い浮かぶのが昨年引退したロッキーアピールです。

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2004年には見事戴冠。
その後2005年、2006年そして2007年と計4回出走しています。

ロッキーアピールは乗馬へ転向するために引退。
現在は千葉の成田ゆめ牧場にいます。

近々ロッキーに会いに行ってその様子は改めてレポートしたいと思います。
お楽しみに!


さて、今年のさきたま杯には川崎からウルフボーイ一頭が参戦。

ウルフボーイは中央からの転入戦になりますがさきたま杯を意識して調教試験を浦和で受験しました。
「物見するところもなく走りはスムーズ。短い距離も経験しているから心配ない。枠順からも中団前くらいで競馬できれば」と佐々木仁調教師。

移籍戦が指定交流重賞。
今後を占うレースになりそうです。


2歳能力試験スタート&シンボリエスケープ移籍

2008-05-25-Sun-12:26
5月23日に川崎競馬場で実施された能力・調教試験では2歳能力試験がスタートしました。
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21頭エントリーがあったうち19頭が4組に分かれて出走しましたが全馬「合格!」しました。
タイム等の詳細はこちらをごらんください。


川崎競馬倶楽部ではまもなく川崎競馬POG2008-9の募集開始し、新馬戦からゲートイン。
川崎競馬2歳情報を掲載するPOGブログをオープンしました。

次開催からスタートする新馬戦に出走予定の能力試験合格馬たちを紹介していますので新馬戦、認定競走狙いの方はご参考にどうぞ!

重賞2勝ヴァイタルシーズの弟ヴァイタルクリークが一番時計をマーク。
桜花賞馬キョウエイタップの牝駒エスプリタップ、南関東重賞戦線で活躍したトミケンブライトの牡駒マウンテンピークなども合格済みです。

ヴァイタルシーズの弟について騎乗していた酒井騎手に聞くと「スピード感がそっくり」だそうで、武井調教師は「馬体などはそう似ていないが同じスピードタイプだね。兄より距離がもちそう」といいますから早くからの活躍が期待できそうですね。


また調教試験には中央からOPで活躍したシンボリエスケープが山崎厩舎に移籍して受験。
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的場文男騎手を背に抜群のスピードで馬なりで突き離し1:29.7という破格の好タイム。

「夏の新潟に遠征したいね」と山崎調教師は言っていたのですが、調教試験後に歩様の乱れがあり、「落ち着くのをまたないと検査ができない状態。レースに出走するには時間が掛かりそう」ということで、すべてのプランは白紙になってしまいました。








重賞悲喜こもごも。フィリアレギス骨折

2008-05-19-Mon-10:38
まずは大井記念。
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大井記念で堂々タイトルホース輝いたコウエイノホシ。
後方からの戦法という予想外の位置取りには驚きましたね。

「いやぁ、もう1コーナー回ってきたときには何かあったんじゃないかとハラハラしたよ。あとで聞いたら坂井くんがゲート裏で厩務員に『ケツからいくから』って言ったというから二度びっくり。そこまでこの馬の力を信頼してくれていたのかと。その信頼にしっかり応える競馬をしてくれたね。次は帝王賞。狙っていくよ」と長谷川三郎調教師。

驚いたのはファンばかりではなかったのですね!
すでに帝王賞に向けた調整が始まっています。

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コウエイノホシのさらに後ろから競馬を進めたジークヴァルトは直線詰めて8着。

しかしながらレース中に右トモを骨折していることが判明。
乗馬に転向する可能性が高いようです。


東京プリンセス賞で1番人気に推されていた桜花賞馬フィリアレギス。
テンに急ぐかたちでハナに立つ競馬をしましたが直線失速して7着という結果。
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「レース後、歩様が気になったので検査すると左ヒザが剥離骨折していることが判った」ということで休養に出されることになりました。

復帰は秋になる見込みです。


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トミノプラネットは3着に健闘。
3番手から最後もう一度伸びて食い下がりました。
次走は関東オークスを予定しています。

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ブルーザミントは外枠を引いて2番手からの競馬に。
自分のレースができずに15着。

「外枠もあったけど大井コース初めてでキャリア不足だったね」と足立調教師。
次走は未定です。


本日は東京プリンセス賞

2008-05-15-Thu-14:16
本日は東京プリンセス賞。
南関東牝馬クラシック二冠目が大井競馬場で行われます。
川崎からは3頭の乙女たちが挑みます。

2枠3番 フィリアレギス
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阿部厩務員とチュウしてます

桜花賞馬に輝いたフィリアレギス。
桜花賞へは最後の最後で回避馬が出てフルゲートに滑り込み出走できたラッキーガール。
最後のひと枠で出走できたことをはじめ、勝利の女神はフィリアレギスに微笑みつづけ「位置取り」「ペース」「展開」とすべて理想通りに。

レース後は10日ほど短期放牧に出されリフレッシュすると、中3日ごとに計6本タイムを出すハードトレーニングを積んできました。
先日もお伝えしたようにスクーリングも二度実施する念の入れよう。
プリンセス賞のレースいかんでは東京ダービーに進む青写真です。


2枠4番 トミノプラネット
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東京2歳優駿牝馬では一番人気に推されていた実力馬ですが、桜花賞では外枠に泣き、クラウンカップでは出負けしてレースの流れに乗ることができませんでした。
今回も吉田稔ジョッキーがこの馬に乗るために名古屋からやって来ます。

担当しているのは元ジョッキーの中地健夫厩務員。調教をつけているのは中地雄一ジョッキーと親子で手がけています。
「年明けに中央つかったあと北海道に放牧に出していたんだがそのときの冬毛が残っていてやっとすっきりしたころ。体調も整ってきたから思う存分自分のレースをさせたいね。こんな順調に過ごせているのは久しぶりだもの」と中地厩務員。
確実に調子を上げて本領発揮といきたいものです。


7枠14番 ブルーザミント
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桜花賞でも3着に粘った快脚娘。
「なんとか内枠を引きたい」と足立調教師も言っていたんですが、外枠を引いてしまったことから、まずは自分の型に持ち込むことが課題になりそう。

「テンションの高い馬だから、当日の入れ込まずに向かえればいいが。大井に運んだ馬場見せでもスムーズだったし、状態面は申し分ないので折り合いが付いてくれれば」
気性面から注文がつきますが、スピード値の高さはとびきりです!





大井記念へGO! コウエイノホシ

2008-05-14-Wed-15:04
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本日、大井競馬で行われる大井記念には川崎から二頭、ジークウ゛ァルトとコウエイノホシが出走します。

コウエイノホシは前走の準重賞グリーンカップでは7馬身ぶっちぎり。
馬なりのまま、坂井騎手が振り返る余裕があったほどですが破格の好タイム。

「こんな反応のいい馬は初めて出会ったよ~」と坂井騎手。

コウエイノホシは「長い距離向き」ということからまず大井記念を照準を定めての移籍です。
長谷川三郎厩舎の馬で、中央から移籍して二戦目に重賞というとロジータ記念を制したトキノミスオースと同じパターンですから2匹目のドジョウを狙います。

「1枠だから包まれないようにしなきゃね。気をつけるのは折り合いだけ。どういう勝ち方をするのか楽しみだよ」とすっかり坂井騎手は惚れ込んでいます。


トキノミスオースは3月20日に休養に出されていましたが5月上旬に帰ってきたばかり。
目標はスパーキングレディーカップです。






ディラクエ様のおかえりだぃ

2008-05-12-Mon-14:19
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羽田盃直後に短期放牧に出されていたディラクエが5月8日に帰厩しました。

翌朝から馬場入りして18-18程度をこなしてすでに本日4日目。

「坂路でキチッと乗ってきたみたいだから馬体がすっきり見えるね」と今野騎手。

放牧先の山元トレセンではゆるめず乗り込んでいたそうです。

「羽田盃は負けたけど今度はそんなわけにはいかない。敗因もなんとなくわかってきたんだ」と波多野厩務員も仕切り直して仕上げにかかります。

17日、24日と追われる予定でダービー一直線!です。

なぜか「ディラクエ様」と呼んでしまいたくなるのはこの馬のオーラが成せる技でしょうか。
顔立ちはこんなにあどけないんですけど(^_^;)



フィリアレギス大井で中間追い

2008-05-07-Wed-21:34
桜花賞馬フィリアレギスが東京プリンセス賞出走に向けて大井競馬場で中間追いを行いました。
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桜花賞後すぐさま短期放牧に出されていたフィリアレギスでしたが3月31日に帰厩してからは中3日ごとに追うというハードな調教を積んできました。

「4日前に追ったときと比べても力強くなっているのを感じますね。牝馬ですから疲れをいかにとってあげられるかが自分の役割だと思っています」
と阿部厩務員。

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大井へ運んでの調整は今朝が2度目。
1000メートルから単走でじわじわとスピードアップし直線少し気合いを付ける内容。
639  507  374というタイムでした(協力:競馬ブック)。

「今日はゆっくり加速しましたが前回大井に運んだときより動きも良くなっているし、気合い乗りもいい。大井コースでの手前の替え方もスムーズになりましたね」
と騎乗した戸崎騎手。

このあとは小向で最終追い切りで仕上げられますが、
「東京プリンセス賞のレースぶりによっては東京ダービーに向かうつもり」
と池田調教師も充実ぶりに満足そうでした。

川崎から牝馬のダービー挑戦というとロジータやカシワズプリンセスをイメージしますね。





ただいま遠征中

2008-05-06-Tue-11:16
本日水沢で行われる第8回阿久利黒賞(3歳 1600m)に川崎から池田厩舎のリュウノアシェイブ が出走します。
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「初コースや初の右回りを気にするタイプではないので心配していない。こうして遠征することで、川崎競馬ファンには水沢競馬を、水沢競馬ファンには川崎競馬を興味もってもらえる機会になればと思う。これからも全国のいろんなところに遠征に行くつもり」

と池田孝調教師。
南関東のトップトレーナーとしての枠を超えて、池田厩舎の名を全国に広めることも今年のテーマになりそうです。


川崎からは4月26日東京競馬第9競走新緑賞(3歳500下 芝2300m)に内田勝義厩舎のドリームゴールドが参戦しました。
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今野忠成騎手を背に後方から直線詰めて7着。

「芝コースを試したいということだったんですが、思った以上に対応できていた。またチャンスがあれば芝へ調整させてみたいですね」と担当の内田厩務員。

次なる挑戦が楽しみです。





金沢競馬にギャラリーができました

2008-05-06-Tue-10:58
川崎競馬倶楽部の写真スタッフとして頑張ってくれている南関東A1氏が金沢競馬場内にギャラリーをオープンさせました。

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準備中のギャラリー。
ここにじゅうたんが敷かれ照明もセットされて完成。
ファンの憩いのスペースでもあります。

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日頃から全国を飛び回っている南関東A1氏。
今年度中は展示され、写真も増えていきますので、金沢競馬に行かれた際にはぜひごらんになってください。

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馬のイラストや切り絵などのほか、メンコや蹄鉄などが展示されているコーナーもあります。

西堀競走馬診療所オープン!

2008-05-04-Sun-12:29
川崎競馬の小向厩舎にはこれまで5つの診療所がありましたが、そのなかの倉川獣医師の元から西堀健獣医師が独立して、あらたに「西堀競走馬診療所」が開業になりました。
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開業したのは4月20日大安吉日。
34歳の西堀獣医師は麻布獣医大学を卒業と同時に倉川獣医師の元でキャリアを積み10年目での独立。
これには師匠である倉川獣医師のあと押しによるものが大きかったといいます。
倉川獣医師は常々「人を育てるのも自分の仕事」とおっしゃっている方なのです。

昨夏のインフルエンザ騒動では川崎獣医師会が一丸となって不眠不休で取り組み、獣医師さん達の存在は川崎競馬に所属する競走馬にとって大切な支え。

「オープン馬も条件馬もいざ診察となれば同じです。目の前の馬をどう治すか、疝痛などで助けてあげられなかったときは本当に悔しくて」
と西堀獣医師は若き熱血漢です。

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開業して間もないことから診療所は準備で大忙し。

西堀獣医師は最愛の妻・恭子さんを病気で亡くし49日の法要を終えたばかり。
「独立開業の日を一番楽しみにして応援してくれていたのは妻でした。こうして開業した診療所を見せることは叶いませんでしたが妻の期待にも応えられるよう一生懸命がんばります」
と悲しみを乗り越えての開業でした。

西堀獣医師が担当するのは現在のところ足立厩舎、池田厩舎、山崎厩舎が主といいますから、有力馬の多くは西堀獣医師の手に委ねられています。


しらさぎ賞に出走した馬たち

2008-05-04-Sun-12:08
4月29日行われたしらさぎ賞に川崎から出走したのはティーケーニケとスペシャルアタックの2頭。

後方からの競馬になったティーケーニケは6着、中団からケースを進めたスペシャルアタックは10着という結果でした。

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レースの翌日様子を見に行ってみると大芝厩務員に甘えるティーケーニケの姿が。
「普段から甘えん坊でさびしがりや。こうして自分の馬房にいるときはまだ良いんだけど待機馬房にいる時や洗い場に出してるときはさびしがってもう、たいへん。昨日のレースは出遅れてしまったから自分のレースができたとは言えないね。それでも伸びてきたけど、そのぶんなのか今朝はちょっと疲れが見えてカイバ食いが落ちてる」
とがんばったぶんの疲れが出ている様子でした。


スペシャルアタックに騎乗した拜原騎手は「あのメンバーの中でこの馬なりに力を出してくれたと思います」と健闘をたたえていました。



堅実です、クラシックムード

2008-05-03-Sat-23:02
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前走は2着に敗れたクラシックムード。
いつも堅実な走りを見せてくれます。
普段はとてもおとなしくまったく手がかからないそうです。
この日もわざわざ撮影のため馬房から出していただいたのですが
厩務員さんの指示通りポーズをとってくれて優等生そのもの。
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横向きもこの通りじっと動きません。
「普段はおとなしくいっさい無駄な動きのない子、でもレースはきちんと全力で走ってきてくれます。」
とのこと。どこまでも優等生です。

次走は大井記念を予定。
ぜひ重賞の舞台でもクラシックムードの堅実な走りを期待したいですね!
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