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川崎競馬倶楽部ブログ

川崎競馬の様々なシーンをお伝えします。

2013年川崎競馬リーディング

2013-12-31-Tue-23:59
ラスト開催までせめぎ合っていた2013年川崎競馬場リーディングトレーナー争いですが、川崎43勝の八木仁調教師がトップに輝きました!
131231八木仁調教師リーディング

「年頭には厩務員に対して馬房数の30以上の勝ち星を挙げようと話してみんなの意識を高めてきた。所属の拜原騎手も腕を上げているのがわかるし、リーディングのプレッシャーは重いが今年も甘えずやっていきたい」と八木仁調教師は誓いも新たにしています。

川崎第2位は40勝、2着35回の内田勝義調教師。
川崎第3位は40勝、2着34回の高月賢一調教師。


川崎競馬場騎手リーディングでは、2012年には第3位だった山崎誠士騎手が初のリーディングトップになりました。

131231山崎誠士騎手リーディング
地元での勝ち鞍を57勝から72勝と勝ち星を大幅に増やした山崎騎手。
「責任が大きいですね。重賞戦線で活躍しそうな楽しみな馬もいるので、一つ一つ丁寧に乗っていきたい」と抱負を語っていましたが、その楽しみな一頭、ヤマニンキングリーはいよいよ4日の大師オープンに移籍戦を迎えます。

川崎第2位 今野忠成騎手 50勝
川崎第3位 御神本訓史騎手 48勝
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川崎勢が大活躍!! 第37回東京2歳優駿牝馬(SⅠ)

2013-12-31-Tue-23:22
今年は川崎から5頭が出走した東京2歳優駿牝馬。川崎所属馬としては過去に、のちにリンデンリリーの母となるラドンナリリー、カシワズプリンセス、ダイヤモンドコア、テーケーレディー、パレガルニエ、ビービーバーニング、マダムルコントなどがこのレースを制しています。

 圧倒的1番人気のノットオーソリティが出遅れるという波乱の展開で幕を開けた今年の東京2歳優駿牝馬。タントタント、笠松から参戦のワンダフルタイム、ラブミーブルーが横一線の先行争いで引っ張る展開で、エドノミリアンとクライリングは先行集団をみながらの競馬。ブルーセレブ、ティアラン、ストロベリーランは後方からの競馬でレースは進みます。4コーナーでは中団に位置していた川崎所属馬5頭。直線に入ると、逃げるタントタントが逃げ込みを図ろうとするも、外目から一気に伸びてきたブルーセレブがまとめて差し切り優勝。大外から伸びてきたストロベリーランも2着に入線したほか、インからジワジワ伸びてきたクライリングが3着入線を果たし、川崎所属馬のワンツースリーという、うれしい結果となりました。エドノミリアンは13着、ティアランは14着という結果でした。

  レース_1 0P5C5395_1.jpg 第37回東京2歳優駿牝馬(SⅠ) 結果

 武井和実調教師は、うれしい初重賞制覇が、今回の東京2歳優駿牝馬となりました。

  0P5C5401_1.jpg IMGL5326_1.jpg 0P5C5441_1.jpg

 関係者のみなさま、おめでとうございます。

  IMGL5360_1.jpg 0P5C5456_1.jpg 0P5C5462_1_1.jpg

  IMGN5416_1.jpg うれしい初重賞制覇を飾った、武井和実調教師

武井和実調教師コメント

 重賞制覇はまだ先のことだと思っていたので嬉しい。道中、後ろからだったのでどうかと思ったが、馬の力で勝つことができた。あまりスタート上手な馬じゃないので、中団あたりからというイメージであとは馬を信じて乗ってきてくれ、とジョッキーには言いました。馬体が前回より減っていたのでまずは立て直すことを優先に考えたい。クラシックに向かうつもりです。

森泰斗騎手コメント

 自然にガッツポーズが出ました。無駄に動かず、一瞬の脚を引き出そうと乗っていた。前にいるノットオーソリティの脚いろからひょっとしたら勝てるかもと直線半ばで思った。川崎で3戦目に勝ったときにものすごい脚を使う馬だと思って見ていたが、今日自分が乗っても素晴らしい脚を見せてくれた。一瞬の脚がこの馬の魅力です。

 ブルーセレブを担当しているのは、現役時代、高知~兵庫で活躍し、高知競馬所属時は北野真弘騎手(現、兵庫)とともにリーディング争いで凌ぎを削ったかつての名ジョッキー、中越豊光厩務員。高知競馬ファンにとっては懐かしい名前ですね。

  IMGN5390_1_1.jpg 中越豊光厩務員

 2着に入線したストロベリーランを担当しているのは、元高知競馬騎手の竹崎大祐厩務員。くしくも、高知で活躍した騎手たちが、この大舞台で厩務員としてワンツーを飾りました。

  IMGN5283_1.jpg ②ストロベリーラン 2着  IMGN5263_1_20131231223001a74.jpg ④クライリング 3着

  IMGN5248_1.jpg ⑧エドノミリアン 13着  0P5C5114_1.jpg ⑮ティアラン 14着

 元旦から南関東での期間限定騎乗を開始する、金沢の吉原寛人騎手は、ひと足お先に12月30日から南関東でスポット騎乗。30日の東京シンデレラマイルはナターレに騎乗しましたが、東京2歳優駿牝馬では、金沢から遠征したイグレシアスに騎乗。金沢で4戦4勝のイグレシアスは、東京2歳優駿牝馬では4番人気に推されましたが、結果は6着。この遠征の経験を今後の糧として、金沢に戻っても頑張ってほしいですね。なお、吉原寛人騎手の紹介セレモニーは、元旦の川崎競馬の8レース終了後に行なわれます。

  0P5C5277_2_1.jpg IMGN5266_1_1.jpg 0P5C5353_2_1.jpg ⑤イグレシアス

 今年も残すところあとわずか。みなさまにとっては、どんな1年でしたか?まもなく2014年。川崎競馬は元旦から開催します。イベント目白押しのお正月の川崎家開催、ご家族友人をお誘い合わせのうえ、ぜひ競馬場に足をお運びください。来年も川崎競馬をよろしくお願い致します。

東京2歳優駿牝馬には川崎から5頭が出走します

2013-12-31-Tue-15:18
2013年の南関東ラスト重賞「東京2歳優駿牝馬」発走まで2時間を切りました。

川崎からは5頭が出走しますが、まずは川崎への移籍戦となるローレル賞勝ち馬クライリングをご紹介しましょう。
131231クライリング

夏に引退したボランタスを担当した桜井厩務員が担当しています。
「夏にボランタスを送り出したばかりなのにこうしてまた注目されるような馬に巡り会えた。中年オヤジから、今度は女子中学生だからね。うまくなだめながら、しっかり教えていくよ」と2013年はかなり濃厚だったようです。

「うちの厩舎のインターバルや集団調教といったやり方にもすぐ慣れたみたい。たまにイライラしていることもあるけど、ちゃんとコンタクトとって、ひとつひとつ馬が納得するまで覚えさせていく。道営時代はだいぶヤンチャだったみたいだが今はおとなしくしているよ」と、人間で言えばまだ女子中学生といった段階のクライリングをすっかり手の内に入れているようです。

「道中モマれる展開になっても堂々たる勝ちっぷりで2歳馬離れしたレースだったね」と山崎尋美調教師も、ローレル賞の勝ちっぷりを絶賛していました。
さて、南関東緒戦はどんなレースを見せてくれるでしょうか。


注目馬はクライリングだけではありません。
強力な移籍組に対抗する川崎の生え抜き馬たちも粒揃いです。

1枠2番 ストロベリーラン
キャリア1戦で挑戦したローレル賞で3着と健闘。
400キロの小柄ながら、なかなか鋭い切れ脚を持っています。

4枠8番 エドノミリアン
ローレル賞では三番人気に推されながら11着と不本意な結果でしたが、この中間の調教からチークピーシーズを着用。集中力を高めたことで気合い乗っています。

7枠14番 ブルーセレブ
抑える競馬もだんだん覚えてレースに幅が出てきたのは収穫。
ひと叩きした上積みも期待できます。

8枠15番 ティアラン
ちょっと気の強い面もありますが、直線の瞬発力を発揮する根性娘。
大井へ運んでスクーリングをした経験がプラスに働きそうです。

発走は16時30分。

第7回東京シンデレラマイル(SⅢ) 佐藤博紀騎手騎乗のビタースウィートが優勝!!

2013-12-31-Tue-00:25
昨日、大井競馬場で行なわれた、「第7回東京シンデレラマイル(SⅢ)」。ビタースウィートに騎乗した佐藤博紀騎手が、昨年の水沢・留守杯日高賞以来となる重賞制覇を果たしました。

  IMGL4966_1_1.jpg IMGN5015_1.jpg IMGN5024_1.jpg

  第7回東京シンデレラマイル(SⅢ) 結果

  IMGN5061_1.jpg IMGN5123_1.jpg 0P5C4946_1.jpg

 佐藤博紀騎手ですが、南関東での重賞制覇は、2008年11月のローレル賞をヴィクトリーパールで制して以来5年ぶり。佐藤博紀騎手、ならびに関係者のみなさま、おめでとうございます。

  IMGN5146_1.jpg IMGN5168_1.jpg 笑顔の佐藤博紀騎手

 騎手会長の今野忠成騎手がケガで療養中という中、副会長の佐藤博紀騎手の活躍は、川崎競馬にとってもうれしい便りとなりました。大晦日の東京2歳優駿牝馬、そして元旦からの川崎開催に向けて、川崎勢も弾みをつけてほしいですね。
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