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森下博騎手 日本最年長勝利記録更新!
2019-02-01-Fri-08:10
森下博騎手が1月31日の川崎競馬11レース:多摩川オープンにおいて、トキノパイレーツ(八木正喜厩舎)で勝利し、日本国内最年長勝利記録(63歳8ヶ月=63歳と272日)を打ちたてました。
これまでの記録は、金沢競馬に所属していた山中利夫騎手の62歳9ヶ月でした。
※コンピュータで管理されている1973年4月以降の記録※)
パドックではとてもリラックスした表情を見せていた森下博騎手

※画像をクリックすると大きくなります。
しかし馬に跨るとすぐ勝負師の顔に変わりました。

レース1周目ゴール前、手応え十分に5番手を追走

最後の直線に入り、森下博騎手が先頭に立つと、スタンドから「森下っ!」の声が飛び交いました。

そして日本最年長勝利記録更新のゴール

引き上げてきた森下博騎手 小さく、そして一瞬だけ手をあげて祝福の声に応えていました。

笑顔満面で着場に戻ってきた森下博騎手

記念の口取り

森下博騎手コメント
今日は馬が仕上がっていて走ってくれたから、俺の腕で勝ったわけではない。
それでも自分の考えていた通りのレースをこの馬がしてくれたのが嬉しかった。
(川崎に転入してきた後、ずっと調教をつけているトキノパイレーツは)踏み込みが甘く、腰に力が入っていなかったが、ここ10日ぐらいで良くなってきた。
調教でもトモが甘いので、調教でキチッと直線だけでも追っておかないと勝負になって伸びないと思っていたので、時計はともかく3頭併せでキッチリ追い切りました。
これで息も出来てきて、少し目方が重いのが気になりましたが、返し馬で馬の気の入り方がここ2戦ボケて走っていたのとは断然違っていました。
あまり長くゲートに入っているとダメなので、一番最後のゲート入りだったのも良かった。
何か気をつかったり使わなかったりする所がちょっと激しいけれど、今日はうまく外枠でタイミングよく出せるなという自分の気持ちが馬に伝わりました。
前へ行くのを我慢して、様子を見ながら向こう正面まで進めましたが早めに動いてもこの馬は競馬を知っているから大丈夫だと思ってました。
この馬は中央所属時に手前を替えなかったが、今日やったら手前を替えて伸びてくれた。追い切りでも、中間の追い切りでは手前を替えてくれなかったが、今回の追い切りでは手前を替えて伸びてくれていた。
手前を替えてくれるようになったので、トモさえ何ともなければ、競馬も理解しているし、これからまだまだ良くなってもっと上を狙える馬です。」
腰を痛めてしまってから、足にきてしまい、やっと(馬に)乗っかっている状態です。
騎手免許の更新手続きは行っているので受かれば、(5月4日に)64歳になるまでは騎乗したいけど、乗っても今年一杯ぐらいかなと思ってます。
今回は(多く調教騎乗依頼の)声をかけてもらえたので、少し多めに(調教に)騎乗して、自分の足の状態(痛いのを過ぎると痺れが来る)も確認するようにしました。
今朝は調教をつける馬がいなかったので、代わりに調教馬場を50mダッシュを3本ぐらいやりました。
でも的ちゃん(同期の的場文男騎手)はもっとレースに乗ってるよね。「疲れた疲れた」言いながら(笑)
日本最高齢勝利記録更新は全く気にしていなかった。
ただトキノパイレーツはオーナーが自分に勝たせたいからと、ミスしても自分を乗せ続けてくれた。
ここ2戦(の敗戦)でもう(自分が騎乗するのは)よそうかと思ったが本当にありがたいです。」
カツマルくんボードの前で、勝負服と同じ赤と白のカツマルくんを持って記念撮影

ファンの皆様へ御礼のメッセージ動画
囲み取材中に通りかかった山崎尋美調教師から「あと5年は乗れるよ、大丈夫だよ」と声をかけられた森下博騎手。
まだまだこれからも見事な騎乗で魅せて欲しいです。
森下博騎手、ならびに関係者のみなさま、おめでとうございます。
●森下博(もりしたひろし)騎手
地方競馬通算成績22,965戦2,675勝
2着2,634回3着2,268回4着2,082回5着2,019回着外11,287回
(平成31年1月31日第11レース終了時点)
・生年月日 1955年(昭和30年)5月4日
・出身地 埼玉県
・初騎乗 1973年(昭和48年)11月7日 クインミツル 1着
・初勝利 1973年(昭和48年)11月7日 クインミツル 1戦目
・重賞勝利 33勝 → 一覧はこちら
これまでの記録は、金沢競馬に所属していた山中利夫騎手の62歳9ヶ月でした。
※コンピュータで管理されている1973年4月以降の記録※)
パドックではとてもリラックスした表情を見せていた森下博騎手


※画像をクリックすると大きくなります。
しかし馬に跨るとすぐ勝負師の顔に変わりました。


レース1周目ゴール前、手応え十分に5番手を追走

最後の直線に入り、森下博騎手が先頭に立つと、スタンドから「森下っ!」の声が飛び交いました。

そして日本最年長勝利記録更新のゴール

引き上げてきた森下博騎手 小さく、そして一瞬だけ手をあげて祝福の声に応えていました。

笑顔満面で着場に戻ってきた森下博騎手

記念の口取り

森下博騎手コメント
今日は馬が仕上がっていて走ってくれたから、俺の腕で勝ったわけではない。
それでも自分の考えていた通りのレースをこの馬がしてくれたのが嬉しかった。
(川崎に転入してきた後、ずっと調教をつけているトキノパイレーツは)踏み込みが甘く、腰に力が入っていなかったが、ここ10日ぐらいで良くなってきた。
調教でもトモが甘いので、調教でキチッと直線だけでも追っておかないと勝負になって伸びないと思っていたので、時計はともかく3頭併せでキッチリ追い切りました。
これで息も出来てきて、少し目方が重いのが気になりましたが、返し馬で馬の気の入り方がここ2戦ボケて走っていたのとは断然違っていました。
あまり長くゲートに入っているとダメなので、一番最後のゲート入りだったのも良かった。
何か気をつかったり使わなかったりする所がちょっと激しいけれど、今日はうまく外枠でタイミングよく出せるなという自分の気持ちが馬に伝わりました。
前へ行くのを我慢して、様子を見ながら向こう正面まで進めましたが早めに動いてもこの馬は競馬を知っているから大丈夫だと思ってました。
この馬は中央所属時に手前を替えなかったが、今日やったら手前を替えて伸びてくれた。追い切りでも、中間の追い切りでは手前を替えてくれなかったが、今回の追い切りでは手前を替えて伸びてくれていた。
手前を替えてくれるようになったので、トモさえ何ともなければ、競馬も理解しているし、これからまだまだ良くなってもっと上を狙える馬です。」
腰を痛めてしまってから、足にきてしまい、やっと(馬に)乗っかっている状態です。
騎手免許の更新手続きは行っているので受かれば、(5月4日に)64歳になるまでは騎乗したいけど、乗っても今年一杯ぐらいかなと思ってます。
今回は(多く調教騎乗依頼の)声をかけてもらえたので、少し多めに(調教に)騎乗して、自分の足の状態(痛いのを過ぎると痺れが来る)も確認するようにしました。
今朝は調教をつける馬がいなかったので、代わりに調教馬場を50mダッシュを3本ぐらいやりました。
でも的ちゃん(同期の的場文男騎手)はもっとレースに乗ってるよね。「疲れた疲れた」言いながら(笑)
日本最高齢勝利記録更新は全く気にしていなかった。
ただトキノパイレーツはオーナーが自分に勝たせたいからと、ミスしても自分を乗せ続けてくれた。
ここ2戦(の敗戦)でもう(自分が騎乗するのは)よそうかと思ったが本当にありがたいです。」
カツマルくんボードの前で、勝負服と同じ赤と白のカツマルくんを持って記念撮影

ファンの皆様へ御礼のメッセージ動画
囲み取材中に通りかかった山崎尋美調教師から「あと5年は乗れるよ、大丈夫だよ」と声をかけられた森下博騎手。
まだまだこれからも見事な騎乗で魅せて欲しいです。
森下博騎手、ならびに関係者のみなさま、おめでとうございます。
●森下博(もりしたひろし)騎手
地方競馬通算成績22,965戦2,675勝
2着2,634回3着2,268回4着2,082回5着2,019回着外11,287回
(平成31年1月31日第11レース終了時点)
・生年月日 1955年(昭和30年)5月4日
・出身地 埼玉県
・初騎乗 1973年(昭和48年)11月7日 クインミツル 1着
・初勝利 1973年(昭和48年)11月7日 クインミツル 1戦目
・重賞勝利 33勝 → 一覧はこちら
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多摩川オープン トキノパイレーツが快勝
2019-02-01-Fri-08:00
開催4日目の11レースには地方交流:多摩川オープンが行われました。
今回は他地区からの参戦はなく、14頭立てで行われました。
レースは道中5番手で進んだトキノパイレーツ(八木正喜厩舎)が直線弾けるように伸び、2馬身1/2差で快勝しました。
優勝はトキノパイレーツ

※画像をクリックすると大きくなります。
多摩川オープン 結果
今回は他地区からの参戦はなく、14頭立てで行われました。
レースは道中5番手で進んだトキノパイレーツ(八木正喜厩舎)が直線弾けるように伸び、2馬身1/2差で快勝しました。
優勝はトキノパイレーツ

※画像をクリックすると大きくなります。
多摩川オープン 結果