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河崎和博厩務員、本田宗幸厩務員が南関東厩務員表彰されました!

2019-03-08-Fri-16:37
3月7日、大井競馬場にて「関東地方公営競馬協議会厩務員表彰」が行われました。
昭和32年から始まり、今年で62回目となる歴史ある表彰。
南関東に従事する約1000名の厩務員の中から13名が選出されました。
190307関地協厩務員表彰式・川崎
※画像をクリックすると大きくなります。
川崎からは久保秀男厩舎の河崎和博厩務員が功労表彰、高月賢一厩舎の本田宗幸厩務員が優良表彰を受賞しています
功労表彰された河崎和博厩務員は高知競馬で18歳から始まって以来21年の厩務員生活。
4年半後に川崎に移ってからは一貫して久保秀男厩舎で務めています。
190307関地協厩務員表彰式・河崎1
忘れられないのはエスプリベン。
20007年にクラウンC、2008年には報知オールスターCを逃げ切り勝ち。
「体質が弱くて一つ一つ課題を乗り越えた。おとなしくて利口な馬でしたね」とふり返ります。
190307関地協厩務員表彰式・河崎3
「大切なのは故障させないようケアを怠らないこと。勝つことはもちろんですが、とにかく無事に帰って来てほしい。それが一番です」と現在の担当馬はリコーマッカリー、ラベンダーパープル、エスプリドールの3頭。
優良表彰の本田宗幸厩務員は異色な経歴の持ち主。
190307関地協厩務員表彰式・本田1
「昔から競馬が好きで、以前は競馬ライターをしていたんです」
1990年代に続々と創刊された競馬雑誌ブームの頃に大学を出ると、スポーツ関連雑誌の編集プロダクションに勤めて取材する側だったそう。
25歳の時に一念発起して育成牧場で馬をつくる側に飛び込みました。
5年後には結婚や長女の誕生を機に川崎で厩務員に。
「まずは三橋三吉厩舎でみっちり1年半基本を教わってから、河津裕昭厩舎の開業と共に移り、中央遠征を何度も経験させてもらいました。今の高月賢一厩舎は13年経ちます」
現在はルミラークル、ポンエペレ、ヴァヴェルを担当して、リーディングトレーナーを支えています。
190307関地協厩務員表彰式・本田2
「印象深いのは河津厩舎でまだ3年目の時に担当したラヴリーズンですね。脚部不安があって中央で仕上がらず、二歳の11月に入厩したんですが背中は別格。なんとか桜花賞に間に合って出走し2着。次の東京プリンセス賞ではゴール前から脚元の様子がおかしくなって、そのまま繁殖入りとなりました。当時は浅い経験ながら一生懸命やっていたけど、もしそれが今だったら、もっと違うことをしてあげられたんじゃないかと思います」と真摯に馬づくりと向き合っています。
190307関地協厩務員表彰式・全体
受賞された皆様、おめでとうございます。
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