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川崎マイラーズの初代王者をめぐって

2009-05-20-Wed-16:41
本日の川崎競馬では第1回川崎マイラーズが行われます。
新設重賞の初代王者のタイトルをかけて14頭が闘います。

地元川崎からは6頭が参戦。

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1枠1番。長谷川茂厩舎のトシザヘネシー。
中央からの転入戦になります。

「うちに来たのは3月のことだが、レースは1年以上ぶり。なかなか馬体も絞りきれないから、大型馬で使いながら調子を上げていくタイプかもしれない」
と長谷川茂調教師。

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3枠3番内田勝義厩舎のアントニオマグナム。
この馬もまた中央からの移籍緒戦になります。

「中央時代は短い距離中心に使われていたね。普段はおとなしいんだけど調教いくと押さえがきかないタイプで気性的に難しい面がある。併せ馬が出来ないほどだよ。それが実戦でどう出るのかまずはレースを見てみないと」と赤井厩務員。
赤井さんは9年ほど前にも内田厩舎にいて、マルダイキセキで船橋記念を優勝している方です。

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4枠5番は三橋三吉厩舎のエースオブタッチ。
去年の1月にはまだC1だったという上がり馬。
連勝、連勝と重ねて、ついに重賞ロード出走にこぎ着けました。

「使い詰めだったから前走のあとササ針をしてひと息入れたところ。だいぶ良い状態に戻っているね。神経質で怖がりな面があるのによく重賞使えるまでになったよね。一度スイッチが入るとテンションあがりっぱなしにはなるが、挑戦者として力を試す良いチャンスをもらった」
と、扇厩務員。

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6枠10番佐々木仁厩舎のジルハー。

歴戦の雄ジルハーにとっては、これがラストラン。
「脚部不安とも良く闘ってきたね。最後のまでこの馬の地力を信じたい」と送り出すのは林厩務員。

JBC5着、東京記念3着とタイトルこそありませんが重賞戦線で見せ場を作ってきました。

佐々木仁調教師によれば、このあと栃木の小山乗馬クラブで乗馬として第二の馬生が予定されています。
障害レースを練習し、馬術デビューする可能性もあるそうです。

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7枠11番。池田孝厩舎のアンパサンド。
ついに川崎の大将が戦列復帰。
1月の報知オールスターカップ優勝以来のレースになります。

「かしわ記念を使うつもりだったが、最終追い切りがどうも納得できなくってね。それが良かったのか、そのあとみるみるよくなっていった。このあとは帝王賞を考えているから負けられないレースだが、59キロをどう克服してくれるか」
と池田調教師。

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そして8枠14番は内田勝義厩舎のドリームスカイ。
川崎から誕生した一昨年のダービー馬アンパサンドと昨年のダービー馬ドリームスカイが初めてここで激突します。

「かしわ記念から川崎マイラーズに向かうことは青写真のひとつだった。心臓も、馬体の張りからも疲労の色は見られない。飼い葉もよく食べているよ。川崎コースで走るのは10着に負けたクラウンカップ以来。地元でかっこいいところをみせたいけど、59キロはかなりハンデになるね」
と樋口厩務員。


ハンデが鍵になるレースになりそうですが、初代の座にその名が刻まれることを目指してがんばってほしいですね。







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