川崎競馬倶楽部ブログ

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牧場レポート2012 ③ フィリアレギス

2012-11-10-Sat-02:02
2008年の桜花賞を制したフィリアレギス。現在は、生まれ故郷である荻伏の市川ファームにて繁殖生活を送っています。フィリアレギスの近況を、牧場に行って取材してきました。

  20120924 ichikawafarm 1 20120924 ichikawafarm 2 現在のフィリアレギス(2012年9月23日撮影)

まず、生い立ちについて聞かせてください。

 うちの生産馬で、現在は日高スタリオン(浦河)で種牡馬になっているビッグサンデーがいるのですが、毎年1頭、うちの繁殖牝馬のどれかにビッグサンデーを種付けしているんです。その年はキャビアクイーンにつける順番だったため、フィリアレギスが生まれました。その後、キャビアクイーンは亡くなってしまったため、フィリアレギスが最後の仔になってしまいました。キャビアクイーンの一族は気性がうるさい仔ばかりなのですが、この一族では唯一、おとなしかったですね。おとなしかったので、扱いやすい馬でした。


南関東での活躍は期待されていましたか?

 同世代で最後まで牧場にいたのがフィリアレギスで、育成牧場でも最後までいました。いたってふつうの馬でしたよ。ビッグサンデー自体、産駒の頭数が少ないので、活躍はどうかなぁと気楽に考えていました。


桜花賞について

 ちょうど、抽選で最後の1枠に滑り込んだんですよね。「もし出れれば、いいとこあるよ。」、と池田先生がおっしゃっていたので、見せ場はあるかなと思っていたら、見事に勝ってくれて…。うちで生産したビッグサンデーの仔だけに、牧場としてはこの上なくうれしかったです。フィリアレギス自身のタイトルというだけでなく、ビッグサンデーにとっても、父としての勲章になったことがうれしかったですね。ですが、次の東京プリンセス賞で故障してしまったのは残念でした。、時間をかけて何とか復帰にはこぎつけましたが、やはり骨膜炎の影響があっただけに、最後は思うような結果を残すことはできませんでしたね。


引退 ~ 母として

 引退後は、うちで繁殖生活を送っています。放牧地では、ビッグサンデーの母のキタノオゴジョと一緒にいますよ。キタノオゴジョは繁殖を引退し、功労馬として現在はのんびりと余生を送っています。

  20120924 ichikawafarm 3 キタノオゴジョ

 フィリアレギスですが、今年はメイショウボーラーを種付けしました。当歳はフィガロの牝馬ですが、芦毛なのに見た目は芦毛っぽくないですね(笑)。性格はフィリアレギスよりもおばあちゃん(=キャビアクイーン)のほうに強く出た感じで、気性はうるさいです。母としてのフィリアレギスは、子煩悩な母といった感じで、子育ても無難にこなしています。今年はメイショウボーラーをつけましたが、もしアンパサンドが種牡馬になったら、いずれはつけたいと思っています。

  20120924 ichikawafarm 4 20120924 ichikawafarm 5 20120924 ichikawafarm 6
  フィリアレギスの当歳(牝 父フィガロ)

 牧場を訪問した時には、すっかり、「お母さん」になっていたフィリアレギス。もし、アンパサンドとの配合が実現すれば、川崎で活躍したクラシックホース同士の夢の配合となりますね。

 なお、市川ファームさんのご見学につきましては、「競走馬のふるさと案内所」に必ずお問い合わせのうえ、見学の可否のご確認をお願い致します。

  競走馬のふるさと案内所 HP
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