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川崎競馬倶楽部ブログ

川崎競馬の様々なシーンをお伝えします。

中野調教師のお通夜

2007-05-31-Thu-23:25
今夜は28日に亡くなった中野五男調教師のお通夜でした。

51歳。脳内出血による急逝。
亡くなる当日の朝もいつものように調教馬場に姿を見せ、いつものように家族と朝食をとり、いつものようにゴロリと横になったそのまま永遠の眠りにつかれたとうかがいました。

涙雨とでもいいましょうか。
お通夜の始まる1時間ほど前から鳴り響く稲妻と激しさを増す雨。
それでも受付を担当するわたしの前から参列者の列が途絶えることはありません。
早すぎる死を惜しまれる方の多さと幅広さに改めて中野師の親しみやすい人柄と人徳をうかがい知ることになりました。

「俺はサムライ」。
生前、中野師がよくおっしゃっていました。
福島県出身で相馬野馬追いには幼い頃から出場し、甲冑競馬での活躍はポスターやカードにもなったほど。

祭壇には福島から届けられた中野家に代々続く「白地に赤山道」柄の神旗が掲げられた野馬追い仕様。
ご遺族のはからいで中野師の最期にふさわしい演出が施されていました。

遺影は5年前に行った家族旅行での笑顔。
「俺が死んだらこの写真を使ってくれよな」と冗談で言っていたそうです。
あまりに突然の旅立ちに一番驚いているのは当のご本人かもしれませんね。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

トピックスの方にも書きましたが、川崎競馬の規定により管理馬は半年間、佐々木仁調教師の預かりとなります。





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